NPO MUG総会講演

NPO MUG R社が開発した表計算ソフトを導入しているユーザー会の名称。NPO法人になってからまだ10年くらいであるが、ユーザー会の歴史は30年以上になる。私も発足当時からのメンバーで、様々な業界の方々やユニークなキャラクターの人々が集まる楽しい会である。私が消防団長になったと聞きつけて、総会の講演で消防団の話をしてほしいと依頼があった。団員募集をはじめ、広報は重要な活動の一つであるから、二つ返事でOKした。持ち時間は90分である。さて、1時間半も話す内容があるのか?

先ずはパワーポイント(パワポ)の作成から。以前地元の街づくりを担当していた時は、視察団の方々を前によくパワポを使用したが、久しぶりの操作なので結構難儀した。講演の組み立てには「マンダラチャート」が役に立った。自己紹介ー消防団の歴史ー消防団組織ー消防団の使命ー消火活動ー救命活動ー災害対策ー地域防災と一通りのテーマを決め、更にそれぞれのテーマを細かく区切って話を組み立ててゆく。まさに胎蔵界曼荼羅の図である。

プロジェクターの画面と話だけではとても90分は持たないと思い、途中に消防団活動の写真画像や動画を観てもらい、eカレッジや関連するHPなども紹介した。また事前に広報用のグッズやパンフレットをかき集めて袋のセットして参加者に配った。

結構話に熱が入り、結果90分を超える講演となってしまった。聴かれた方々はどうだったのかは判らないが、しゃべった本人はこれまでの消防団活動を体系的にまとめる良い機会となった。なんでもそうだが、実行した人が一番恩恵を受けるのである。