挨拶回り

正副団長3人(いずれも新任)が雁首を揃えて中区内の主だった所へ就任の挨拶に回った。前団長は(挨拶回り)しなかったし、「向こうから来るべき」などという意見の団員もいたが、私は「挨拶は先手必勝、早い者勝ち」という考えなので、前例に倣わずにこちらから押しかけていった。中区選出の市会議員、中火災予防協会会長、連合町内会会長など地域の重鎮方。こちらも仕事の合間を縫って、ほぼアポなしで伺ったのでご本人に会うことはできなかったが、留守番(事務局)の方を通じて名刺を渡してもらうことはできた。アポを取ったのは中区長と加賀町警察署長のお二人だが、今日は「春の交通安全運動」初日だったために面会できたのはキャンペーンが終了した夕方遅くになってしまった。その分ゆっくりと話が出来て、殊に中区長には私が掲げた「目標」を高く評価していただき、その実現に向けて大きな一歩を踏み出せたと感じた。

一体何を「目標」に掲げたのか・・・それは次回のブログで。

4月団幹部会議

昨日、4月の団幹部会議が行われた。横浜市消防局も4月の人事異動で中消防署長、副署長、庶務課消防団担当課長、担当係長などこぞって入れ替わり、先ずは名刺交換から始まった。会議冒頭の団長あいさつは私の”所信表明”でもある。

消防団に誇りと責任を

これは私が掲げた標語(スローガン)である。在任中はことあるごとにこの標語を用いるつもりだ。なぜ「誇り」と「責任」なのか。

団員は日頃どのような気持ち(思い)で活動をしているのだろうかと考える。仕事の合間を縫って、または休日の家族との団欒を差し置いて訓練や研修に励んでいる団員の心の片隅には”義務感”とか”やらされいる感”があるかもしれない。しかし消防団員には「市民の生命、身体及び財産を災害から守る」という崇高な使命がある。裏を返せば地域住民からは「この街を守って下さい」と期待されているわけである。だから市民から期待されている消防団員であることに誇りを持って活動して欲しいと思うのである。そしてその期待(使命)に応えられるよう責任を以て訓練や研修を重ね欲しいと願うのである。

義務感・やらされている感 ⇒ 後ろ向きの行動

使命感・誇り・責任感 ⇒ 前向きな行動

会議冒頭の挨拶だけで、団長の理念が団幹部に十分伝わったとは考えていない。だからことあるごとにこの標語を持ち出して(呪文のように)唱えたいと思っている。

我ながら恐ろしい(笑)

 

 

団長を拝命して

一昨日、横浜市庁舎(市長応接室)へ出向き、林文子市長から直々に辞令交付を受け、伝統ある横浜市加賀町消防団の第9代団長に就任した。32年前に入団した時を想い越せば、「団長」ははるか遠い雲の上の存在で、まさか自分がその団長になるなんて想像もしていなかった。これまでも団員⇒班長⇒部長と階級が上がるたびに辞令交付を受けたが、今回はA4サイズの紙がとても重く感じられた辞令交付式であった。

任期の(定年退団までの)4年間は全力投球で、仕事以外の地域活動として最優先で取り組む覚悟である。この間「団長の独り言」として、消防団活動に対して思ったこと、感じたこと、そして自分の考えを書いて団員や関係者にも読んでもらいたいと思っている。毎日のアップは無理そうだから、週一くらいかな・・・

<余談>

林文子市長。今年の元町商店街(SS会)新年会でお見かけした以来であったが、酷くお疲れのように感じた。腰がやや曲がり、うつむき加減でのご挨拶には声の張りもなく、体調を崩しているようにも思えた。横浜市長ともなると激務だろうがちょっと心配になった。