4月団幹部会議

昨日、4月の団幹部会議が行われた。横浜市消防局も4月の人事異動で中消防署長、副署長、庶務課消防団担当課長、担当係長などこぞって入れ替わり、先ずは名刺交換から始まった。会議冒頭の団長あいさつは私の”所信表明”でもある。

消防団に誇りと責任を

これは私が掲げた標語(スローガン)である。在任中はことあるごとにこの標語を用いるつもりだ。なぜ「誇り」と「責任」なのか。

団員は日頃どのような気持ち(思い)で活動をしているのだろうかと考える。仕事の合間を縫って、または休日の家族との団欒を差し置いて訓練や研修に励んでいる団員の心の片隅には”義務感”とか”やらされいる感”があるかもしれない。しかし消防団員には「市民の生命、身体及び財産を災害から守る」という崇高な使命がある。裏を返せば地域住民からは「この街を守って下さい」と期待されているわけである。だから市民から期待されている消防団員であることに誇りを持って活動して欲しいと思うのである。そしてその期待(使命)に応えられるよう責任を以て訓練や研修を重ね欲しいと願うのである。

義務感・やらされている感 ⇒ 後ろ向きの行動

使命感・誇り・責任感 ⇒ 前向きな行動

会議冒頭の挨拶だけで、団長の理念が団幹部に十分伝わったとは考えていない。だからことあるごとにこの標語を持ち出して(呪文のように)唱えたいと思っている。

我ながら恐ろしい(笑)